ということでArborRxというアセットをgithubに公開しました。
Arborとは
ケットシーウェアさんがアセットストアで販売しているアセットです。
https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/47081
GUIで状態遷移を簡単に実装できるのが特徴です。 基本機能が揃っていているのと、結構ガシガシ自分でコード書けるので自分は愛用しています。
UniRxとは
UnityでReactiveExtensionsを実現するアセットです。
説明するとものすごく長くなるので割愛します。
ArborRxとは
その名の通り、ArborとUniRxを連携させるアセットです。 具体的に連携とは何かというと、まだ1機能しかないです。
- GUI上でストリームを購読して遷移させる
リポジトリにも貼ってるやつですがこんな感じです。
ObserveTransitionは、同じState内のスクリプトを全部読んで IObservable<Unit>
を返すメソッドを列挙します。
エディタ上で指定したメソッドが返すIObservable<Unit>
をObserveTransitionが購読して、発行されたら任意のStateに遷移する仕組みです。
それまでもStateBehaviour内部でRxで書いてはいたけど、遷移条件が増えるほどTransition(state)を書き加えていく必要があったので、外出しできないかな?とやってみたのが今回です。
リフレクションする必要があったので若干面倒かと思ったが意外とさっくりできた。
これによって何が嬉しいかというと、StateBehaviourが遷移条件とか一切気にしなくて済むことです。 遷移はすべてObserveTransitionに任せて本来の処理だけを書いていけるので少し見晴らしがよくなります。 とはいえ、ストリームを定義するのは処理側なので実際のところはまだ気にする必要はあるんですけど。
今後はObserveTransitionにオペレータを付けれるようにしたいところ。 あとはUnit以外の型も許容するとか。個人的には通知してもらえればよいのでUnitでいいと思っており、やるかは微妙。
みなさまのプルリクお待ちしております。