9/22の技術書典7にて、Zenjectについてつらつら書いた「ZenjectチョットワカルBook」というのを頒布します。ページは以下。
また、電子版もboothで同日から公開します。
会場では物理本を1000円で頒布します。かんたん後払いシステムをご利用の方は物理本+電子版をお渡しするのでお得です!ぜひかんたん後払いをご利用ください。
何の本なの?
ZenjectというDIフレームワークの基礎的な使い方をまとめた本です。前後篇を想定しており、今回はシーンのDIまで。
- DIとはなんなのか
- BindとInjectionとはなんなのか
- Installerとはなんなのか
- Contextとはなんなのか
- Bindはどんなオプションがあるのか
- Factoryとはなんなのか
- シーンを跨いだDIはどうやるのか
ざっくりと上の部分に対しての解説にはなっていると思います。
対象読者は誰なのか?
残念ながら全くZenjectを使ったことない人にはお勧めできません。そもそもアセットのダウンロードとかを省いちゃってるし・・・。 最低でもZenjectのライブラリがプロジェクトに入ってるところからのスタートになります。また、逆引き辞典にはなりません。ZenjectのAPIは数があまりにも多くそれを列挙するだけでも1冊の本になりそうだったので、使いそうなものだけ列挙しています。4章「様々なBind」では多くのメソッドの説明をしていますがそれも全部ではないのでご注意ください。
完全初心者向けでもなければ上級者向けでもないこの本は、「ネットやドキュメント見ながらなんとなくZenjectでDIしてるんだけどこれでいいのかな?と不安になりながら進んでいる人」に対してほんの少し後押しをするような内容になってます。完全に理解は難しいのでチョットワカルBookです。
最後に
Zenjectは採用事例がじわじわ増えてきているけど、世の中に記事が少ないのもあり「よくわからなくて難しい」という声をよく聞きます。これを機にZenject人口が増えていけば、みんな大手を振ってプロジェクトに導入しようぜ!って話ができるし、僕も仕事がしやすくなりますのでそこんところよろしくお願いしたします。そしてみんなZenject記事書いてください。