2月に読んだ本
今月は一冊のみ。読みかけのレガシーコード改善ガイドを読み終えた。
レガシーコードに対してどう立ち向かっていくのかを具体的に書いている本。とにかく実例がリアルだった。大量のif文やswitchが継ぎ足されたコードやほにゃららManagerなどなんだか見たことあるもののオンパレードで、且つ章のタイトルが「時間がないのに変更しなければなりません」など胸に刺さる。それらに対してどう切り込んでいくか。テストのないコードはレガシーコードであるとこの本では語っているので、兎にも角にもテストを書く。如何にテストハーネスに入れるかというところが多く書かれていて参考になった。 スプラウトクラス、スプライトメソッドなどの手法は元々行ってはいたが名前はこの本で初めて知ったので非常にためになった。レガシーコードに機能を入れるとき、当たり前ではあるが「これ以上複雑なコードにしたくない」という気持ちが根っこにある。しかし、どうしたら今よりシンプルかつ動くものになるのかを考えるのは難しくて、本当にこれでいいのかな?と試行錯誤しながら恐る恐る修正している。そんな時に書籍に載っていたこの手法!という風に確立されていればかなりの後押しになると思う。そういった点で、この本で名前を知れたことは凄く自分の中でありがたいことだった。もちろん手法が使えるかどうかはケースバイケースだけど。
目の前のレガシーが辛い!となっている人がこの先生きのこるためのサバイバル本って感じでした。
三月はせめて2冊くらいいきたいところ・・